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百姓暮らしをする哲学者筧次郎さんが描いた異色の短編集です。
筧次郎さんは1947年、水戸市生まれ。
京都大学卒業後、パリ第一・第三大学で哲学・言語学を学び、
花園大学講師を経て、1983年から筑波山麓にて夫婦で百姓暮らしを実践。
2002年から自給自足の暮らしで自立の精神を養う「スワラジ学園」の学園長を務めました。
筧さんはずっと論理の正確さだけを求めて文章を書き、感情の部分を抑えていたそうです。
そのため、本を上梓するたびに短編の物語を書いてきたそうです。
それらを集めたのがこの短編集です。
なので筧さんはこの本を「いままで書いてきた本の挿絵のようなものです」と
おっしゃっています。

収録作品
 重助菩薩
 動物裁判
 ゆうこく
 青い粉
 王の愁(うれ)い

筧次郎さんの著書
『百姓の思想―丸い地球の暮し方』 新泉社刊
『ことばの無明―存在と諸存在』 新泉社刊
『百姓入門―奪ワズ汚サズ争ワズ』 新泉社刊
『ことばのニルヴァーナ―歎異抄を信解する』 邯鄲アートサービス刊
『自立社会への道―収奪の五〇〇年を超えて』 新泉社
『死を超えるということ―「もう一つのこの世」に気づくために』 現代書館刊
ほか

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