#


韓国の企業を誘致して、北朝鮮国内に作られた「開城工業団地」。
その企業側の代表や管理者として赴任した韓国人たちに取材をして
その生の声をまとめた貴重なインタビュー集。
はじめは北朝鮮の労働者たちに脅え、
どう接していいかわからなかった彼らだったが、
つきあっていくうちに北朝鮮の人々の内側が見えくる。
お互いにはじめは相手を角の生えた鬼くらいに思っていたが、
実は家族を大切にし暮らしている普通の人間だと思える過程が
よく描かれている。 南北朝鮮の問題だけでなく、
世界の対立や民族紛争を「敵対」でなく「共存」へ導くための
実践的な方法論。  

目次
訳者まえがき
推薦の辞
はじめに - 火星から来た南と金星から来た北が作り出す小さな奇跡
プロローグ 2010年11月23日 延坪島砲撃事件があった日

Part 1 開城工団に関する基本的な理解 - 誤解と真実
 1.開城工団で出会った北朝鮮、真実を語りたかった
 2.我々は北朝鮮をどれだけ知っているだろうか
 3.開城工団を見れば南北の平和と統一が見える
 4.開城工団はどんな場所か
 5.開城工団についての誤解と真実
 6.南北平和経済の大当たりのために

Part 2 開城工団には人が住んでいる
 1.共存のための相互尊重の対話が必要だ
 2.開城工団にいて自分が進むべき道を見つけた
 3.開城工団に行く道は生きる道である
 4.信頼を構築して労働環境さえ整えてやれば
  彼らは何としてもやり遂げます
 5.彼らは泣いていた。我々も泣いた。これはいったいどうしたことか。
 6.こんなに丸見えの下着をどうして着るのですか。ぞっとします!
 7.考え方を変えるのはお金でもできないことなのに、
  開城工団が成し遂げつつあるのではないですか
 8.むしろあなたを信じます、誰も信じられません。
 9.済州島はそんなにいいんですか。
  素敵な風景写真があればちょっと見せてくださいよ。

Part 3 開城工団に向かう道、統一に向かう道
 1.取材記者対談
 2.開城から北手紙

エピローグ 開城工団は奇跡である

『開城工団の人々』amazonページ